白虎隊 第二夜
2007.01.08 Monday |
いろんな意味でどきどきの2日間でした…。
話が壮絶だっただけに、観てるだけで疲労困憊。途中ぼろ泣き。
ちょっと今魂抜けてる感じです。明日がお休みで良かったわ。
第二夜は壮絶シーンの連続で、戦いや自刃のシーンは、観ててほんとに辛かった。
前夜が軽めのほのぼのとしたテイストだったので、余計重くて。
だけど、史実はもっと壮絶だったんですよね。
ドラマの中で、砲弾を撃ち込まれてぼろぼろになったお城の写真が一瞬出てきましたが、あれは多分、当時の本当の写真かと思います。
ドラマでは、生き残った人たちのその後は描かれませんでしたね。
しん子(儀三郎の母)が言ってたように、むしろそれからが大変だったのではと思うのですが。(若村さん、良かった!)
辛くても生き抜くことをテーマにしたのだから、もう少しその後にも触れてほしかったな。
実際、会津では、降伏後も戦死者の埋葬が禁じられ、数千体が何ヶ月も放置されたり、
生存者は下北半島に流され、過酷な生活を強いられたりと、
その後も長きに渡り、苦難の時代が続いたそうです。
(もちろん敵方も大勢の戦死者を出しているわけで、どの藩にとっても辛い時代だったのかと思いますが)
辛い過去を経験し、現実はなお辛く。単に生きると言っても、それは大変なことだったのではないかと思います。
会津は、とにかく真面目で、実直で。
先を読む目には長けてなかったのでしょうが、常に正しくあろうとするその精神は、やはり凄いと思いました。自分も、もっとちゃんとした人間でありたいなと思いました。
ただ、「藩のために立派に生き、立派に死ぬ」、そのことに何の疑問も抱かずに、親が子を育て、子が戦うのは。それはやっぱり、切なすぎる。
それぞれの家から出陣する息子を送り出す母親たちのシーンで、私は泣けてしまいました。
子が戻らぬと分かった城のシーンで、また涙。
誰しもそれぞれの人生があり、掛け替えのないものがあり。
死ぬ者も、残される者も辛い。だからこそ命は大事なんですよね。
峰治が、辛くても生きることを選択してくれて、良かった。
あと、ちょっと心配だった現代シーン、
悪くなかったですね!(と思うのは私だけ??
)
第一夜の冒頭で、どうなることかと思ったのですが(下手すると蛇足になってしまうかと)、
新太郎が意外に嫌味なくて(さすが山下さん)、何かほのぼのしてて、良かったです。
私は好きです。
確かに今は、いい時代なんだよね。
そしてそして、峰治ー!
幼少期は、かわいらしくいじらしく。
第二夜では、成長して、男らしく。だけど心は素直なままで。
山中の雨のシーンは、ほんとに切なかった。
城に戻ってお母さんに抱きしめられるところ、お母さんが亡くなるところは、
ほんとに泣いてたよね。
私も泣けてしまったよ。
聖君も藤ヶ谷君も、良かったなあ。
そういえば、山下さん、
京都での撮影中、お母さんを招待して、紅葉を観に行ってましたよね。
もしかして、飯盛山の紅葉狩りのシーンから思い付いたのかなあ?
もうもう、ほんとに親孝行な人だなあ!
山下さん、ほんとにほんとに、お疲れ様でした!
慣れない時代劇で、辛いシーンも多くて、ほんとに大変だったと思います。
でも、山下さんにとっても、すごくいい経験になったよね。
役者さんとしてはきっとまだまだ切磋琢磨が必要かと思うけど、
こういう機会をものにして、どんどんいい役者さんになってください。がんばって!
で、体はもう十分逞しいと思うので、鍛えるのはその辺でいいと思うよー。
時々目のやり場に困っちゃったよ。
(今日もジム行っちゃったのか…って本人の自由ですね
)
そういえば、MEN'S TBCのCMが入りましたね!
山下さんのみの30秒バージョン、初めて見られた!素敵過ぎです〜〜(>_<)
キャンドルに灯を点すとこが好き〜